玄関の風水でやってはいけないこと10
帰宅して扉を開けた瞬間、たたきに並んだ靴と、隅に置きっぱなしの段ボールが目に入る。「片づけなきゃ」と思いながら、今日も疲れて素通りしてしまう——そんな玄関を思い浮かべて、この記事を開いてくださったのではないでしょうか。まず言わせてください。玄関が乱れているのは、あなたが怠けているからではなく、それだけ日々をがんばっている証拠でもありますよ。ただ、玄関は少し手を入れるだけで気持ちが変わりやすい場所でもあるのです。
先に結論をお伝えします。玄関の風水でやってはいけないと言われることは、突きつめると「入り口をふさぐこと」と「淀みを置くこと」の2つに集約されます。この記事では次の3つをお伝えします。
- 玄関でやってはいけないと言われること10
- 方角別に気をつけたいこと
- 今日からできる5ステップの整え方
風水は昔から伝わる住まいの考え方であり、効果が保証されたものではありません。ただ、そのまま実行すると暮らしが快適になる知恵が多いのも事実です。そこも合わせてお話ししますね。
そもそも、なぜ玄関が大切だと言われるのか
風水では、玄関はあらゆる気の入り口とされてきました。良い流れも悪い流れも、まずここから入ってくる。だから玄関を整えると、家全体の流れが変わると言われます。
スピリチュアルな意味づけを外しても、この考え方は理にかなっています。玄関は、あなたが一日でいちばん最初と最後に目にする場所です。朝、靴の山をかき分けて家を出た日は、なんとなく一日が慌ただしくなりませんか。帰宅して床が見える玄関に迎えられると、それだけで肩の力が抜けますよね。玄関は、あなたの気分のスイッチが置かれている場所なのです。
玄関の風水でやってはいけないこと10
ものの置き方
- たたきに靴を出しっぱなしにすること。もっとも基本で、もっとも効くとされます。出しておくのは、その日履くものだけにしましょう
- 段ボールや古新聞を置くこと。一時置きのつもりが定位置になっている家は多いですね。淀みの象徴とされます
- ゴミ袋を玄関に待機させること。においも含めて、入り口の印象を大きく下げます
- 傘立てに壊れた傘や濡れた傘を溜めること。水の淀みは良くないとされ、実際にカビやにおいの原因にもなります
汚れと暗さ
- たたきの砂や埃を放置すること。外から入るものが最初に触れる場所ですから、ここが汚れていると流れも汚れる、と言われます
- 電球が切れたままの薄暗い玄関。暗い入り口には良い気が入りにくいとされます。実用面でも、暗い玄関は探しものを増やしますね
- 鏡が汚れている、または曇っていること。玄関の鏡は昔から気を映すものとされ、汚れた鏡は避けたほうがよいと言われます
飾りもの
- ドアの正面に鏡を置くこと。入ってきた気をそのまま跳ね返すとされ、置くなら入って左右のどちらかがよいと言われます
- 枯れた植物やドライフラワーを飾り続けること。生命力を失ったものは避けたほうがよい、という考え方があります。飾るなら、元気な観葉植物か生花を少しだけ
- ぬいぐるみや人形をたくさん並べること。気を吸うと言われることがあり、実用面でも埃が溜まりやすい場所です
10個並べましたが、全部が当てはまっても落ち込まないでくださいね。当てはまる数はそのまま伸びしろの数ですよ。特に1と5だけでも整えると、翌朝の景色がはっきり変わります。
方角別に気をつけたいこと
玄関の向きによって、意識したい点が少しずつ変わると言われています。参考程度に読んでみてください。
- 東・東南の玄関:風通しと明るさを大切に。においがこもらないよう気をつけたいとされます
- 南の玄関:光が入りやすい分、ものが増えると散らかって見えます。置くものを絞るのがおすすめです
- 西・北西の玄関:金運と縁が深いとされる方角。汚れと暗さを避け、明るく保つとよいと言われます
- 北・北東の玄関:冷えと湿気がこもりやすい場所です。乾燥と換気を意識してみてください
方角が気になりすぎて動けなくなる方もいらっしゃいますが、どの方角でも共通する基本は同じです。明るく、床が見えていて、においがこもっていないこと。ここだけ押さえておけば十分ですよ。
今日からできる5ステップの整え方
順番に、一日ひとつずつでかまいません。
- たたきの靴を、その日履くもの以外すべて下駄箱にしまう
- 固く絞った雑巾で、たたきを一度だけ拭く
- 傘立ての中身を確認し、壊れた傘を処分する
- 電球を交換するか、明るいものに替える
- 玄関の扉を開けて、1分だけ空気を入れ替える
ここまでできたら、最後にひとつ。玄関を出るとき「行ってきます」、帰ったとき「ただいま」と声に出してみてください。誰もいない家でもです。空間に言葉をかける習慣は、昔から気を整えると言われますし、何より自分の切り替えになりますよ。
そのうえで、週に一度お風呂に塩を入れて一日の疲れをリセットする方も多いです。詳しくは塩風呂の効果とスピリチュアルな意味をご覧くださいね。
玄関と、お金・人のご縁の関係
玄関が乱れているとき、財布の中も同じように乱れていることが多い、と私は感じています。どちらも「入り口」であり「一時置き場」だからでしょうね。玄関に段ボールが積まれている時期は、財布にレシートが詰まっている。不思議なくらい一致します。合わせて整えたい方は、金運が下がると言われる行動も読んでみてください。
もうひとつ。玄関は、人が家に入ってくる場所でもあります。あなたが気の重い相手を家に上げ続けているなら、どれだけ掃除をしても玄関の空気は重いままかもしれません。整えるのは、ものだけではないのですね。今の人間関係に消耗させる相手がいないかは、悪縁のサインを見分ける方法で確かめられますよ。
縁切り・開運の視点から
私は、玄関掃除を「小さな縁切り」だと捉えています。何年も履いていない靴、壊れた傘、いつか使うと思っていた段ボール。それらはすべて、過去のあなたが下した保留の決断です。玄関に立ったまま決められずにいるものが、今日のあなたの足元を狭くしている。
だから、玄関をひとつ片づけるたびに、あなたは過去の保留にひとつ答えを出しています。これは思っている以上に大きな作業ですよ。片づけたあとに妙にすっきりして、その勢いで気の重い連絡に返事ができた、という方を何人も見てきました。
運気が停滞していると感じる時期に、どこから手をつければいいのか。その順番については、停滞した運気から抜け出す方法で詳しくお話ししています。玄関はいつでも、いちばん取りかかりやすい最初の一歩ですね。
まとめ
- やってはいけないと言われることの本質は「入り口をふさぐ」と「淀みを置く」の2つ
- 方角より先に、明るさ・床が見えること・においの3つを整える
- 玄関の片づけは、保留にしてきた決断に答えを出す作業でもあります
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