誕生数の出し方と意味|計算方法と読み方
誰かに「あなたは何番?」と聞かれて、答えられなかった。あるいはSNSで見かけて、自分の数字を出してみようとしたけれど、足し方が合っているのか自信がない。ようやく出しても、調べるサイトごとに書いてあることが違っていて、結局どれを信じればいいのかわからなくなる——そんなところではないでしょうか。
こんにちは、縁を整える仕事をしている出雲です。今日はまず、電卓もいらない計算からご一緒しましょう。紙とペン、なければスマホのメモで十分ですよ。
先に結論をお伝えします。
- 誕生数は、生年月日の数字を一桁になるまで足すだけで出せます。計算そのものは3分で終わります
- 出た数字に語られてきた傾向はありますが、それは性格の判定ではなく、自分を眺めるために借りる言葉です
- 11・22・33の扱いや、どこまで還元するかは流派によって違います。統一された正解はありません
この記事では、計算の手順を先に終わらせてから、出た数字をどう読むのかという話に進みます。読み終わる頃には、自分の数字と、その数字との距離の取り方の両方が手元にあるはずです。
誕生数の出し方|手順は4つだけ
数秘の考え方では、生年月日をひとつの数字にまとめたものを誕生数(ライフパスナンバーと呼ばれることもあります)と言います。出し方は次の4ステップです。
- 生年月日を西暦で書き出す(例:1985年7月23日)
- 年・月・日に含まれる数字を、一桁ずつ全部並べる(1・9・8・5・7・2・3)
- 並べた数字を全部足す(1+9+8+5+7+2+3=35)
- 合計が二桁なら、その桁をまた足す。一桁になるまで繰り返す(3+5=8)
この方の誕生数は8です。もう一例やってみましょう。
1990年12月4日生まれの方なら、1・9・9・0・1・2・4を足して26。2+6で8。この方も8ですね。
生年月日はまったく違うのに、同じ数字になりました。この事実は、あとで大事になりますので覚えておいてください。
計算でつまずきやすい3つのこと
短い計算なのに、ここで迷う方が多いところをまとめておきます。
ひとつめは、和暦か西暦かという迷いです。一般に広まっている出し方は西暦を使います。昭和や平成で計算すると別の数字になりますが、どちらが正しいかを決める権威があるわけではありません。まずは西暦で出して、それを自分の数字として扱えば十分です。
ふたつめは、月日の書き方です。7月を「07」と書いても「7」と書いても、0は足しても増えないので結果は変わりません。安心してください。
みっつめは、途中でやめてしまうことです。合計が19なら、1+9で10、さらに1+0で1まで進みます。二桁のうちは、まだ途中だと思ってくださいね。
出た数字に、語られてきた傾向
さて、ここからが読み方です。まず大事な前置きをひとつ。これから並べるのは「そういう傾向が語られてきた」という話であって、あなたがそういう人だという判定ではありません。上下もありません。どの数字にも動きやすい面と、疲れやすい面の両方があります。
1は、始めることや先頭に立つことに関わる数字とされています。決めるのが早く、道がないところに進んでいける。反対に、人に頼るのが苦手で、抱え込みやすいとも言われます。
2は、受け止めること、間を取り持つことの数字とされます。人の気持ちの動きに気づきやすい。そのぶん、自分の意見が後回しになりやすい面が語られます。
3は、表現することや場を明るくすることの数字と言われます。言葉や作ることに向く一方で、深刻な話から目をそらしやすい面があるとも。
4は、積み上げて形にすることの数字とされます。約束を守り、細部を整える力。急な変更には時間がかかると言われます。
5は、自由と変化の数字とされています。動きながら学ぶ人。落ち着いた状態を退屈に感じやすい面が語られます。
6は、世話をすることと責任の数字と言われます。人の面倒をよく見る。頼まれごとを抱えすぎて消耗しやすい、ともされています。
7は、探究と一人の時間の数字とされます。ものごとの奥を知りたがる。心を開くまでに時間がかかると言われることが多い数字です。
8は、現実を動かす力の数字とされています。責任のある立場に置かれやすい。力が入りすぎて、休むのが下手になりやすい面が語られます。
9は、手放すことと全体を見ることの数字とされます。人の事情を汲む力がある一方で、自分の輪郭が薄くなりやすいとも言われます。
11・22・33をどう扱うか
計算の途中で29が出ると、2+9で11になります。この11、22、33の三つは、そのまま扱う流派と、さらに足して2・4・6まで還元する流派があります。マスターナンバーと呼ばれることが多いですね。
たとえば1996年8月5日生まれの方は、1+9+9+6+8+5で38、3+8で11。この方の誕生数は、11と書く流派もあれば、2と書く流派もあるわけです。
ここで気をつけたいのは、この三つを「特別な人の数字」として受け取らないことです。「マスター」という呼び名のせいで序列のように読まれがちですが、語られてきた内容を読むと、どれも「振れ幅が大きく、疲れやすい」という注意書きが添えられています。優れているという話ではないのですね。
私は、両方の読み方を眺めてみて、しっくりくるほうを使えばいいと思っています。二つの数字を持っていると考えると、自分を見るための言葉が増えるだけです。
「まったく当たっていない」と感じたときの読み方
説明を読んで、ぜんぜん違うと感じることがあります。そのときの受け止め方を三つお伝えします。
ひとつは、書き手が違えば内容も違う、ということ。同じ8の説明でも、参照する本やサイトによって書いてあることは変わります。ひとつの記事で判断しないでください。
ふたつめは、いま出ている面と、隠れている面があるということ。たとえば6の「抱えすぎる」という傾向は、抱える相手がいる時期にしか出てきません。環境が変われば、出てくる面も変わります。
みっつめが、いちばん大事です。当たっていないなら、その数字はあなたには要らない、と決めていいのです。自己理解の道具は、合うものだけ持てばいいのですよ。合わない靴を無理に履き続ける必要はありません。
自分の輪郭がぼやけて感じるときの整え方は、自分軸で生きるとはどういうことかにまとめました。数字より先に、こちらのほうが効くこともあります。
誕生数を、自己理解の入口として使う3つの方法
では、どう使えば役に立つのか。私がおすすめしているのは次の三つです。
- 説明としてではなく、質問として使う。「私は7だから人と距離を取る」と結論にせず、「私はいま、一人の時間をどれくらい必要としているだろう」と問いに変える。説明は人を止めますが、問いは人を動かします
- 良い面より、疲れやすい面のほうを読む。誕生数がいちばん役に立つのは、自分の消耗の癖に名前がつく瞬間です。「抱えすぎる」「休むのが下手」といった一言が、生活の見直しにつながります
- 人には貼らない。「あの人は5だから続かない」と言った瞬間に、その人を理解する努力が止まります。自分について考えるぶんには自由ですが、他人に当てはめると、これはただのラベルになってしまいます
三つ目については、魂の年齢の特徴と、その見方の使い方でも同じことをお話ししました。自分に向ける道具と、人に向ける道具は違うのですね。
縁切り・開運の視点——数字は、人を分ける線ではありません
さきほど、生年月日の違う二人が同じ8になった話をしました。あれをどう受け取るかに、この考え方との付き合い方が出ると私は思っています。
世界の人口を九つか十二に分けたところで、その中身が同じであるはずがありません。数字が教えてくれるのは、その人がどんな人かではなく、自分を眺めるための言葉のひとつです。にもかかわらず、数字を知った人ほど、人を数字で説明したくなる。ご相談の場でも、「あの人とは数字が合わないので」とおっしゃる方に何度もお会いしてきました。
けれど、合わないと感じたその相手のことを、あなたはもう体で知っていたはずです。会ったあとに重くなる、話したあとに自分が減る。数字はその感覚に名前をつけただけで、感覚のほうが先にありました。だから、数字を根拠に人を切る必要はありません。あなたの体の反応を根拠にすれば十分なのです。
もうひとつ。誕生数を調べに来る方の多くは、自分を知りたいというより、自分を許したくて来ています。うまくやれない理由に名前がほしい。その気持ちは、私にはとてもよくわかります。ただ、名前は説明にはなっても、手当てにはなりません。名前がついて少し楽になったら、次は生活の中で何をひとつ変えられるかに進んでください。停滞が長く続いていると感じるなら、運気の停滞から抜け出す方法に、生活側からの手順をまとめてあります。
自分を否定する癖のほうが強く出ている方は、自己肯定感が低いときの人間関係の整え方を先に読んでみてください。
まとめ
- 誕生数は、生年月日の数字を一桁になるまで足すだけ。西暦で計算するのが一般的です
- 11・22・33の扱いや還元の仕方は流派で分かれます。統一された正解はありません
- 数字は性格の判定ではなく、自分を眺めるための言葉。合わないと感じたら使わなくていいのです
自分の数字より先に、いまの流れがどうなっているかを確かめたい方は、こちらもどうぞ。
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